Digital Marketing Institute | デジタルマーケティング研究機構

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第4回Webグランプリ Web人部門 受賞者発表 『Web人大賞』はナイアンティック社の川島 優志氏・村井 説人氏が受賞

  • 掲載日:2016年11月17日(木)
  • 委員会・ワーキンググループ:Webグランプリプロジェクト

第4回Webグランプリ Web人部門 受賞者発表

 『Web人大賞』はナイアンティック社の川島 優志氏・村井 説人氏が受賞

420社が加盟(2016年10月末現在)する公益社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会(所在地:東京都中央区銀座 代表幹事:田中 滋子)は、11月17日(木)、第4回Webグランプリ( http://award.wab.ne.jp/ )の「Web人部門」、Web人大賞以下各賞の受賞者を審査の上、決定いたしました。贈賞式は来る12月7日(水)、八芳園(東京都港区白金台)にて、「第4回Webグランプリ贈賞式」として開催いたします。

「Web人」は、有識者で構成されるWeb人賞選考委員会による審査会、及びWeb広告研究会幹事会で審議の結果、イングレスや『ポケモン GO』という位置情報を活用したリアルワールドゲームで世界中に一大ブームを巻き起こした、Niantic, Inc.の川島 優志氏、株式会社ナイアンティックの村井説人氏が受賞いたしました。この他、審査委員会の審査で「Web人賞」には日本マクドナルドの足立 光氏、日本コカ・コーラの豊浦 洋祐氏、ハコスコの藤井 直敬氏、文藝春秋の田中 裕士氏、ソフトバンクロボティクスのPepper及び日本アイ・ビー・エムのWatson、デジタルハリウッドSTUDIO福岡の高橋政俊氏、AOI Pro.の隈本 遼平氏が受賞されました。

Web人部門は、「人」にフォーカスした賞として、優れたWebサイト、Webプロモーションにとどまらず、広くデジタルマーケティングの原動力となった人物にフォーカスをあて、その方の功績を讃えて表彰しており、前身となる「Webクリエーション・アウォード」から数えて今年で第14回目をむかえます。

昨年までの受賞者はこちらからご覧いただけます。
https://award.wab.ne.jp/winner/gp03w

【第4回Webグランプリ贈賞式開催概要】
■日時 2016 年 12 月 7 日(水)(贈賞式)15:30-17:00
(贈賞パーティ)17:00-19:00

■場所:八芳園 〒108-8631 東京都港区白金台1-1-1
http://www.happo-en.com/access/index.html
■参加申込は下記よりご覧ください(贈賞式参加は無料)
https://www.wab.ne.jp/wab_sites/contents/2457

第4回Webグランプリ Web人部門 受賞者一覧
http://award.wab.ne.jp/

【Web人大賞】

川島 優志(かわしま まさし)氏
(Niantic, Inc.)
村井 説人(むらい せつと)氏
(株式会社ナイアンティック)


(受賞理由)
川島氏と村井氏は、イングレスや『ポケモン GO』という位置情報を活用したリアルワールドゲームという新たな可能性を追求・啓発されてきました。特にイングレスにおけるローソンや伊藤園とのコラボを始めとし、『ポケモン GO』におけるマクドナルドとのコラボなどは、スマートフォンと連動した新たなデジタルマーケティングの可能性の扉を開いたことは間違いありません。また、最近でもイングレスや『ポケモン GO』を活用した被災地振興や地域振興の可能性も積極的に模索を続けておられることも高く評価され、今回の大賞受賞となりました



【Web人賞】

足立 光(あだち ひかる)氏
(日本マクドナルド株式会社)


(受賞理由)
足立氏は、日本マクドナルドのマーケティング本部長に就任後、不振が続いていた同社の復活を象徴するような、様々なマスとデジタルを組み合わせた新たなマーケティング施策をリードされています。特にソーシャルメディア上での顧客のシェアを意識したギガビックマックや裏メニュー、怪盗ナゲッツ等の様々な施策はネット上でも大きな話題となった上、『ポケモン GO』とのコラボなど新たな取り組みにも積極的に取り組まれていたが高く評価され、今回の受賞となりました。



豊浦 洋祐(とようら ようすけ)氏
(日本コカ・コーラ株式会社)


(受賞理由)
豊浦氏は、デジタルマーケティングの責任者として、リアルタイムマーケティングへの取り組みや、「Coke ON」におけるスマホ自販機への取り組みなど、デジタルマーケティングの新しい可能性を追求され続けておられます。また、昨年のいろはすの新商品発売時には、マス広告展開前にデジタル側で様々な施策を実施することで、デジタル施策による新商品発売時の売上向上の貢献度を検証されるなど、デジタルの可能性を効果測定も含めて細かく実施されていることも高く評価され、今回の受賞となりました。



藤井 直敬(ふじい なおたか)氏
(株式会社ハコスコ)


(受賞理由)
日本におけるVR普及のきっかけとなった、「ハコスコ(段ボール製のVRグラス、iPhoneをはめこんで、専用のコンテンツを閲覧することで安価にVRコンテンツを楽しめる)」を開発した。企業とのコラボレーションも精力的に行っており、動画時代のマーケティングとも相まってムーブメントを起こした。



田中 裕士(たなか ひろし)氏
(株式会社文藝春秋)


(受賞理由)
田中氏は、文藝春秋における各メディアの取り組みのデジタル化を推進されてこられました。特に数年前から実施されていた週刊文春の様々なデジタル化推進のための積み重ねが、昨今文春砲という流行語に象徴されるような週刊文春の活躍の一因となっているのは明白です。また、昨年のプロモーション部長就任後は、従来の出版社のプロモーションの常識にとらわれない、動画やソーシャルメディアなどの様々なデジタルを組み合わせたプロモーションに取り組まれていることも高く評価され、今回の受賞となりました。



Pepper(ペッパー)
(ソフトバンクロボティクス株式会社)
IBM Watson(ワトソン)
(日本アイ・ビー・エム株式会社)


(受賞理由)
近年、応用分野の拡大が著しい AI の利用において、API を介して提供される IBM のコグニティブ・コンピューティング・システム Watson と多数の導入実績のあるソフトバンクの人型ロボット Pepper とのコ ラボレーションにより、技術的導入の敷居を下げ、親しみをもって提供することを可能にし、より幅広いユーザーへのアプローチを可能しました。



高橋 政俊(たかはし まさとし)氏
(デジタルハリウッドSTUDIO福岡)


(受賞理由)
高橋氏は、「地方で」「未経験の」「ママさんたち」を、Webデザインや制作のみならず、デジタルマーケティング施策によって企業のオンラインビジネスを成長させる「グロースハッカー」として教育する講座を開設しておられ、すでに第2期がスタートしています。
講座は、単に教育を行うだけでなく、実際に協力企業・組織のサイトを案件として受講生が「カイゼン」したり、修了後に仕事を請ける仕組みをKaizen Platform社などとの連携で提供したりと、受講生が現場で活躍できる環境を整えています。
サイト改善は、東京にいなくても、昼間に働けなくても、在宅でできる仕事であり、子育てで第一線を離れている女性でも活躍できます。そうした仕事を地方で子育て中のママさんたちができる組織「Mama Growth Hackerz」をつくることで、地方活性化と女性の活躍促進を具体的に進めている点が高く評価され、今回の受賞となりました。



隈本 遼平(くまもと りょうへい)氏
(株式会社 AOI Pro.)


(受賞理由)
スマートフォンが一般に大きく普及し、縦型の動画など新しい映像表現が生まれていた中でも、lyrical school のMV「RUN and RUN」は、見た人々に大きな驚きを与え、ネットで拡散され評判を呼び、新しいクリエイティブの可能性をさらに広げました。


【Web 人賞選考委員会】
◇Web グランプリプロジェクトリーダー
田中 滋子(NEC、Web 広告研究会 代表幹事)

◇Web グランプリプロジェクト プロジェクトメンバー
長谷川 敦士(株式会社コンセント)
徳力 基彦(アジャイルメディア・ネットワーク株式会社)
平田 大治(シックス・アパート株式会社)
安田 英久(株式会社インプレス)

プレスリリースはこちら

◇この件に関するお問合せ 公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会 
Webグランプリ事務局 受付時間:10:00~17:00<平日のみ>
TEL:03-3543-5855 e-mail:award-info@wab.ne.jp
お問合せフォーム https://award.wab.ne.jp/inquiry/