第12回Webグランプリ Web人賞を発表!
- 掲載日:2024年11月29日(金)
- 委員会・ワーキンググループ:Webグランプリプロジェクト
340社が加盟(2024年10月末現在)する公益社団法人日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構(所在地:東京都中央区銀座 代表幹事:中村 俊之)は、第12回Webグランプリ(https://award.dmi.jaa.or.jp/)の「Web人(ウェブジン)部門」において、Web人賞の受賞者を決定いたしました。
「Web人賞」は、有識者で構成されるWeb人賞選考委員会による審査会、及びデジタルマーケティング研究機構 幹事会で審議の結果、次の方々に贈賞いたします。
【Web人賞】
伊原 力也 氏 (フリー株式会社)
田中 邦裕 氏 (さくらインターネット株式会社)
平田 麻莉 氏 (一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会)
山口 真一 氏 (国際大学)
渡辺由美子氏 (認定特定非営利活動法人キッズドア)
Web人部門は、「人」にフォーカスした賞として、優れたウェブサイト、ウェブプロモーションにとどまらず、広くデジタルを活用したマーケティング、コミュニケーションなどの原動力となった人物の功績を讃えて表彰しており、前身となる「Webクリエーション・アウォード」(2003年~2012年)から毎年開催しています。
昨年までの受賞者はこちらからご覧いただけます。
https://award.dmi.jaa.or.jp/winner/
第12回Webグランプリ Web人部門 受賞者一覧
伊原 力也 氏
(フリー株式会社 デザインリサーチャー アクセシビリティスペシャリスト)
伊原氏は1999年よりウェブ標準に則ったウェブサイトの構築業務に従事、その後ウェブアクセシビリティの分野で国内の認知向上、普及に努めてこられました。
現在はfreeeに所属し、デザインリサーチの推進、及びアクセシビリティの普及啓発を行う傍ら、東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトのアクセシビリティ改善など、社外での推進活動も実施しています。さらにはアクセシビリティ関連書籍を複数出版するなど、今回の贈賞に相応しい活躍をされています。
田中 邦裕 氏
(さくらインターネット株式会社 代表取締役社長)
田中氏はさくらインターネットの創業者であり、長年、代表取締役を務められています。さくらインターネットは、大阪に拠点を置きつつも、石狩に環境への配慮に優れた大規模なデータセンターを開設するなど、東京一極集中ではない事業展開を推進されてきました。近年では、AIデータセンターの整備を積極的に行い日本企業がAI活用を進める一助となっているほか、ガバメントクラウドへ日本企業で唯一認定されるなど、海外企業が大きな存在感を示している日本のクラウド環境の向上に欠かせない存在になっています。
また、特定非営利活動法人日本データセンター協会理事長や一般社団法人ソフトウェア協会会長、一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会副会長を務められるなど業界の発展にも長年の貢献をされています。これらの功績がWeb人賞の贈賞に相応しいと考えています。
平田 麻莉 氏
(一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会代表理事)
平田氏は、「誰もが自律的なキャリアを築ける世の中」を実現するために、フリーランスや副業で仕事に従事する人たちをサポートする協会を立ち上げられました。フリーランスの会員に対し、ウェブサービスを通じて、税務・法務・キャリアなどの情報を無料で提供、また賠償責任保険や弁護士費用保険、労災保険など安心安全に働くための福利厚生を提供されています。また実態調査に基づく政策提言を行い法律や制度を作るなど、新しい働き方に対する環境整備を行ってこられたことなど、今回の贈賞に相応しい活躍をされています。
山口 真一 氏
(国際大学 グローバル・コミュニケーション・センター 准教授)
山口氏は偽情報、誤情報、詐欺的広告などの件で学術の面から研究、警鐘を鳴らしていらっしゃいます。
総務省の「デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会」にも出席されており、今回の贈賞に相応しいご活躍をなさっています。
渡辺 由美子 氏
(認定特定非営利活動法人キッズドア 理事長)
渡辺氏は、「親の収入格差のせいで教育格差が生じてはならない!」との思いから、経済的に困難な子どもたちが無理なく進学できるよう、日本の全ての子どもが夢や希望を持てる社会を目指し、子どもの貧困問題解決に向けて活動を広げてこられました。
その活動の中で、広く全国からサブスクリプションを募ったり、クラウドファンディングを行ったり、またサポート受けたい家庭がウェブで申し込めるようにするなど、ウェブを広く活用して、告知と会員化を行ってこられたことから贈賞します。
Webグランプリとは
Webグランプリとは、デジタル社会の発展に貢献してきた「人」と「サイト」を表彰するために設立されました。
2003年から毎年開催し、これまで多くの「Web人」を輩出してきたWebクリエーション・アウォード(デジタルマーケティング研究機構(当時:Web広告研究会)主催)と、2007年から毎年開催し、日本の企業ウェブサイトの発展に寄与してきた企業ウェブ・グランプリ(企業ウェブ・グランプリ主催)を統合し、2013年を第1回として開催し、以後、毎年開催しています。
インターネットがすみずみまで行き渡った現在、ウェブサイトは社会にとって欠かすことのできないメディアになりました。
特に、ソーシャルネットワークが大きな影響力を持つ昨今では、さまざまな情報のソースとしてもウェブサイトの重要性がいっそう高まっており、多くの方々がその運営に地道な努力を捧げています。
この「Webグランプリ」は、ウェブサイトの健全な発展をめざすとともに、【ウェブ関係者のウェブ関係者によるウェブ関係者のための賞】として優れた功績を残した企業及び人物を顕彰し、その労と成果を讃えることを趣旨としています。
表彰部門は大きく2つ「Web人部門」と「企業グランプリ部門」に分かれています。
「Web人部門」はこれまでのWebクリエーション・アウォードに相当し、ウェブ社会の発展に貢献してきた「人」に授与されます。
「企業グランプリ部門」はこれまでの企業ウェブ・グランプリに相当し、各企業のウェブ担当者同士の研鑽により制作・構築された、見本とすべき「ウェブサイト」に授与されます。
【Web人賞選考委員会 選考委員】
今田 素子 2013年Web人賞受賞
(株式会社メディアジーン代表取締役CEO)
徳力 基彦 2007年Web人賞受賞
(noteプロデューサー/ブロガー)
長谷川 敦士 2012年Web人賞受賞
(株式会社コンセント 代表取締役社長)
平田 大治 2004年Web人賞受賞
(シックス・アパート株式会社 代表取締役 CEO & CTO)
安田 英久 2010年Web人賞受賞
(株式会社インプレス Web担当者Forum編集統括)
【Webグランプリプロジェクト 運営メンバー】
◇Webグランプリプロジェクトリーダー
新井 隆之(岩崎電気株式会社、デジタルマーケティング研究機構 幹事)
◇Webグランプリプロジェクト プロジェクトメンバー
西田 健(キヤノンマーケティングジャパン株式会社、デジタルマーケティング研究機構 副代表幹事)