第17回WABフォーラム イベント報告
- 掲載日：2008年3月6日（木）
2月26日、東京大手町サンケイホールに於いて第17回WABフォーラムが開催されました。 当日は、会員社のみならず一般の方々も多数ご参加いただきました。
ご来場まことにありがとうございました。
主催者を代表しての、代表幹事・棗田眞次郎からの挨拶・開会宣言の後、Google Japan 代表取締役社長 村上憲郎様が『ネットの活用とグーグル』と題して基調講演を行いました。
「グーグル のミッションは、「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」 すなわち、ネットの世界の索引を提供することであるが、まだ数％の完成段階に過ぎない。 動画についても情報として整理して提供できる様にしたい。たとえば、動画共有サイト「YouTube」などを活用した動画広告についてはまだまだ未開発ではあるが、映像でしか伝わらない価値のある情報としてユーザーに届くように育てて行きたいので、関係者に協同して欲しい」といった、グーグルの持つ雄大な ビジョンと着実な歩みが実感できる内容のお話でした。
続いて、トークセッションは『ネットで広告はどこまで変わるのか？』と題して、Web広告の第一線でご活躍されているエキスパートの方々にご登場いただき ました。
司会に本会副代表幹事・渡辺春樹（本田技研工業株式会社）、本会ネット・プロモーション委員長・真野英明。 パネラーに本間充様（花王株式会社）、天川谷茂様（株式会社日本航空インターナショナル）、晩田美幸様（株式会社角川書店）、近藤弘忠様（ヤフー株式会 社）、横山隆治様（株式会社アサツー ディ・ケイ）の７名にご登壇いただきました。
それぞれのパネラーによる、ネット広告の最前線からのご報告に加え「ネット活用が多様化している今日、広告会社の担当が一人で全てに習熟することは極めて困難なことであり、広告主のニーズに合わせてベストの（ネットを含めた）広告をプランニングして実現するには、広告主を含めたチームの結成が不可欠」などなど、数多くの知見あふれるセッションとなりました。
最後に 代表幹事の棗田が、恒例の「宣言」を発表いたしました。
今年の宣言は「ネット活 用多様化新時代」。
〜２００８年Web 広告研究会宣言〜「ネット活用多様化新時代」(PDF)
今回のフォーラムを通じて「多様化」時代の息吹を感じていただけたならば幸いです。