月例セミナー(2006/05)Webユーザビリティ・アクセシビリティ イベント報告
- 掲載日:2006年6月1日(木)
5月29日 銀座東武ホテル 3F「龍田の間」にて、Web広告研究会会員向け「月例セミナー」を開催いたしました。
今年数えて三回目の月例セミナー、テーマは「Webユーザビリティ・アクセシビリティ」です。
第1部「ユーザーに評価される企業Webサイト」
富士通株式会社コーポレートブランド室担当課長 高橋宏祐氏
第2部「企業サイトが抱えるリスク」
日経BP社日経パソコン副編集長 中野淳氏
まず高橋さんですが、富士通の企業サイト構築で最優先したのはお客様のための品質ということだそうです。製作の過程に多くの人間が関わると、デザイン・色 彩・ナビなど諸々それぞれの好みが優先しがちで、トータルでみると統一の取れないWebサイトになってしまう。基準のおおもとはお客様です!
こうした地道な社内説得が花開いて、2年間連続の「日経パソコンの企業ユーザビリティランキングで第1位獲得」につながったという。富士通サイトが客観的 な評価を得たことで、外部の信頼性が増して、特に官公庁自治体などからの注文が増加したそうです。 そして、グローバルWebサイトを展開するため、避けて通れない「異文化コミュニケーションの確立」を目指し、異文化を接続する(きっちり納期など数字で 示す)工程管理を導入、確立できたという。
高橋さんはSEご出身、体系的なプレゼンを丁重にされておりました。 日経パソコンの「企業Webサイトユーザビリティランキング」の2006年版はまもなく結果がでるそうです。待ち遠しいですね。 セミナーを聴講しながら「Web広告研究会のWebサイト」を順位であらわすと、番外も良いところだろうなーと・・・。少しずつ良いものに育てて行かない といけませんね。大雑把にまるめるとランキングの採点100点満点で第一位が79点なので、それ以下の順位の企業はまだまだ改善すべき課題が沢山あるって ことでしょ?中野さんは雑誌の編集をされているのでさすがにお話が上手です。お二方とも1時間が大変短く感じられました。
Web広告研究会にご入会いただきますと、この「月例セミナー」をはじめ、最新のWebマーケティング関連情報に触れ、業界を超えた人脈が深まる さまざまな機会を得ることができます。ご興味ございましたら是非こちらの入会のご案内までご連絡ください。
会員の方々は今回のセミナー資料をご利用いただけます。ID・パスワードをご用意の上、こちらのページ0605 月例セミナー資料にアクセスしてください。