公益社団法人日本アドバタイザーズ協会　Web広告研究会は、今までWebを活用したマーケティングの発展のために、研究、情報交換を行ってきました。今までも、Webのアクセス分析など、データを活用したマーケティングの研究も行ってきました。

しかし、ここに来て、インターネット・クラウドの登場により、インターネット空間そのものが、データを活用したマーケティングの基盤（計算機、データ蓄積場所）になることがわかりました。また、Webを含む、Digital Media空間では、相手との許諾により、さまざまな行動データが取得されることもわかってきました。これらは、大きな可能性があります。

今まで自分のコンピューターに入りきらなかった大きなデータを、インターネット・クラウドを活用して分析することもできます。Webのアクセス分析を高速に行い、サイトのコンテンツを個人ごとに変更することも実際に行われています。

このようにBig Dataを活用したマーケティングは、今までにない、新たなマーケティングの領域を切り開くと、Web広告研究会では考えています。

ここに「Cooking Big Data ～マーケティングの新しい時代へ～」を、今年2012年のWeb広告研究会の宣言とし、今後一層、この分野の研究を進めていることを、お伝えいたします。

そして、Web広告研究会では、今まで以上に、多くの参加者に参加していただくべく、多くのマーケティング関係者に、呼びかけます。Big Dataの領域には、多岐に渡る専門性が求められるからです。ぜひ、興味のある方、専門的な知識をお持ちの方は、Web広告研究会に参加いただき、一緒に研究しましょう。