（2007年度ベースで）雑誌を超え、TV、新聞に続く、第３の媒体となった「ネット」は既存媒体とは異なる「エクセレント・メディア」として捉えられ、ネット活用多様化新時代を迎えている。

1）ネット広告メニューが多様化

広告アイテムが１万以上とネット広告メニューが多様化。
広告媒体の種類もＣＧＭ系や投稿動画系のサイトへの広告などバリエーションが拡大。

2）ネットの活用目的が多様化

企業における広報、宣伝など従来型コミュニケーションに加え、プロモーション展開、ユーザーとのダイレクトコミュニケーションツールとしての活用、さらに商品開発やブランディング活用など、各種マーケティング目的へと活用目的の多様化が伺える。

3）ネットの活用手法が多様化

ホームページに加え、メールやバナーを利用してネット上に広くアプローチしていた時代から、検索文字やコンテンツ連動、エリア限定や行動ターゲティングなど手法が多様化、拡大しており、特に２００７年は携帯での検索文字連動広告が注目を浴びた。

4）ネットと他媒体との組み合わせが多様化

既存マス媒体とのクロスメディアが活発化する過程で、企業ホームページを情報のコアとして活用する企業が増加、更に地デジやワンセグなど新たな媒体との組合せなど、多様化が進行している。

5）ネット広告の表現手法（クリエーティブ）が多様化

フラッシュなどの技術的な進歩に加え、インターステーシャルやフローティング、ポップアップの使い方のノウハウも向上、新たにユーザーとの双方向機能を盛り込むなど、リッチコンテンツとしての表現手法の多様化が著しい。

この様な状況を踏まえて、ここに、「ネット活用多様化新時代」を宣言します。